冷めても美味しいお米の品種おすすめランキングTOP10!美味しさの秘訣は低アミロース | Rice Freak  

冷めても美味しいお米の品種おすすめランキングTOP10!美味しさの秘訣は低アミロース

冷めても美味しいお米

お米を褒めるときには「冷めても美味しい」とよくいわれます。しかし、具体的にどのようなお米が冷めても美味しいのか、ご存じない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、冷めても美味しいお米の条件と、選び方について解説します。

「冷めても美味しいお米」とは?もちもちしているのが特徴

「冷めても美味しいお米」とは、冷めたときに硬く・パサパサにならない「もちもち」したお米です。

通常、お米が冷める過程では、米粒内の水分が空気中に飛び続けています。そうすると温かいごはんの持つ「柔らかさ」「しっとりした食感」が徐々に失われて、硬いだけのボソボソしたお米になってしまいます。

冷めたごはんが美味しくないといわれる理由のほとんどは、この状況が原因です。

一方で、もちもちした風味が売りのお米は、水分量が減っても柔らかさを保ちやすいため、冷めてもさほど風味が劣化しません。

冷めた状態で美味しくお米を食べるためには、もちもち感を売りにした銘柄を探しましょう。

冷めても美味しいお米の選び方!3つのポイント

低アミロースのお米を選ぶ

「もちもちしたお米」というのは体感だけではなく、実はお米の成分量から科学的に確認できます。

注目するべき成分は「アミロース」です。米粒内のアミロース含有量が低いほど、お米はもちもちした食感になります。

ちなみに、いわゆる「もち米」にはアミロースはほとんど含まれていません。

お米の銘柄のなかには「低アミロース米」として、宣伝・販売されている商品もあります。

そのような銘柄であれば、かなりの確率で冷めても美味しく食べられるでしょう。

食べきれる量だけ買って風味劣化を防ごう

お米の風味は、精米したときから徐々に劣化し続けています。

大容量ほど価格が安いというメリットはありますが、風味を重視するのであれば1ヶ月~2ヶ月以内に食べきれる量を選びましょう。

というのも、炊きたてならさほど気にならない味の劣化も、冷めて食べると強く感じますので「美味しくない」気持ちにつながってしまいます。

また、冷蔵庫の野菜室など冷暗所で保存すると、劣化を最小限に抑えられるためおすすめです。そのほか、米びつを使うのも効果的ですよ。

冷めても美味しいと評判の銘柄を

「冷めても美味しい」というキャッチコピーは多くの銘柄で使われがちです。

しかし、そのなかでも本当に評判の良いお米も存在します。たとえば、以下の銘柄は「冷めても美味しい」お米の代表例です。

  • コシヒカリ(新潟)
  • ゆめぴりか(北海道)
  • ひとめぼれ(宮城)
  • 夢ごこち(滋賀)
  • ミルキークイーン(山形)
  • つや姫(山形)
  • はえぬき(山形)

上記の銘柄であれば、冷めて美味しくないお米に当たる可能性は少ないでしょう。ぜひ参考にしてください。

冷めても美味しいお米おすすめランキングTOP10!口コミもチェック

第10位 つや姫

「つや姫」は山形県を生産地とする銘柄で、あのコシヒカリより味(甘み・旨み)と食感(柔らかさ・粘り)が優れているといわれています。

冷めても硬くなりにくい、優秀なお米です。あっさりしているので、和食のお弁当におすすめですよ。

北海道に住んでいますが数十年前より北海道米もおいしくなりましたので「ゆめぴりかを」たべていましたが値段も本州米と差がなくなり、それなら本州米をと思いテレビの番組で「那須光」を知り購入、おいしかったが知り合いからもっとおいしいと「つや姫」を紹介され那須光より高いが定期便にすればそんなに差が無いので購入、さらにおいしかった、甘みがありふっくらして、おにぎりにして冷めてもおいしい自分は一番好きです。
・引用:くまさん/Amazon

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第9位 はえぬき

「はえぬき」は、しっとりとした食感が特徴の品種です。

つや姫同様に山形で多く生産されており、「米の食味ランキング」で22年連続して特A評価を受けるなど、安定して高品質を維持しているお米です。

お米一粒一粒に弾力があり、噛みごたえは抜群ですよ。ぜひ、おにぎりにして食べてみてください

我が家の好みは、土鍋で炊いた時に粒が立っていて、おにぎりに最適、 冷めても美味しいお米です。甘味もあり、久しぶりに満足しました。
・引用:toiroさん/Amazon

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第8位 新之助

米どころの新潟が誇る銘柄「新之助」は、冷めたり温めなおしたりしても美味しいお米を目指して開発されました。

粘り気があるものの粒感もしっかり残るため、おにぎりにもってこいのお米です。

お米がほぐれやすく、シャキッとした食感を味わえますよ。

米があれば幸せな我が家ですが、最後に行き着いたのは、新之助とミルキークィーンでした。
特に新之助はおにぎりで真価を発揮します。
有明海の海苔と合わせて塩むすびを作るだけで、感動を味わえます。
但し、舌が肥えて外食で食べるお米に満足できなくなる恐れがありますのでご注意を。。
・引用:ゆうくんさん/Amazon

第7位 ひとめぼれ

「ひとめぼれ」は、"コシヒカリ" と "初星" から品種開発された宮城県産のお米です。

甘みが強く、たとえ冷めた状態であっても十分に甘みを感じられますよ。

味にクセがなくバランスの良さが魅力のお米のため、年配の方に好まれる品種です。親子3世代で同居している家庭などに良いでしょう。

大掃除に集まってくれた方々への、お昼のおむすび用に購入しました。
お米の味が引き出されるように、シンプルに塩むすびにしました。
炊き立てを握りましたが、食べるのはその2時間後ぐらい。
でも!冷めても美味しい。そして、残ったものを翌日食べても美味しい!
我が家用にも購入したいと思います。
・引用:miokekoさん/Amazon

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第6位 夢ごこち

滋賀県を主な産地とする「夢ごこち」は、冷めても美味しいお米の条件である「低アミロース米」として販売されています。

その魅力は何といっても食感で、「ご飯はもちもち派!」という人にはぜひ食べていただきたい品種です。料亭や有名ホテルなどでも使われていますよ。

もちろんそのまま食べても美味しいですが、通常のお米に2割~3割ほどブレンドし、自分好みのもちもち感に調整するのもおすすめです。

娘が「お弁当のご飯が冷めたら美味しくない」っていつも言ってました。
白鳥ファームさんのHPでの「冷めても美味しい夢ごこち」とのフレーズに惹かれ購入しました。
娘は「もっちりしていて甘みがあり、冷めても美味しいよ~美味しすぎて食べ過ぎてしまう」って
とても喜んでくれました。
次回は自分用に購入します。
・引用:sachiさん/Amazon

第5位 あきたこまち

「あきたこまち」は、やや小粒であっさりした味わいのお米です。

日本のお米のアミロース含有量は0~29%ほどですが、あきたこまちの場合は約16%です。

「低アミロース米」といわれるミルキークイーンなどよりはアミロース含有量が多く、バランスがとれた粘りすぎないお米と言えます。おにぎりに最適ですよ。

しばらく秋田小町しか食べてないです!
おにぎりで冷めても美味しく頂けます。
個人的にはお水を少し少なめにして炊いて食べるのが好きです!
・引用:Amazon カスタマーさん/Amazon

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第4位 コシヒカリ

「コシヒカリ」は、数あるお米の銘柄のなかでも最も多く栽培されているため、一度は食べたことがあるかもしれませんね。

特徴は強い甘みと粘り気で、やわらかめのお米です。

お米自体がしっかりした味のため、洋食など味付けが濃いめのおかずをお弁当に入れる人におすすめですよ。

味に本当にこだわるなら「魚沼産コシヒカリ」をぜひ一度試してみてください。冷めても温かくても本当に美味しいですよ。

しかし、やはり高価ですので、食費を増やしたくない人というは普通のコシヒカリでも十分でしょう。

いつも購入しているお米が届くのが間に合わないため今回このお米を購入しましたがとても美味しくて家族みんなで喜んでいます。おにぎりにする事が多く冷めても美味しいので継続して購入したいと思っています。
・引用:Amazon カスタマーさん/Amazon

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第3位 こしいぶき

新潟で栽培される「こしいぶき」は、コシヒカリの孫にあたる品種です。

お弁当やおにぎりで食べても美味しいお米として開発されました。

冷めたときの美味しさはデータとしても表れており、なんと約16時間後も炊き立てと変わらないほど美味しいですよ。

新潟県ではよく食べられており、有名な銘柄ではないぶんコシヒカリよりもリーズナブルに購入できます。

しかし、新潟県外のスーパーではあまり見かけない希少品種のため、インターネットでお取り寄せするのをおすすめします。

もっちり系のごはんがお好きな方にはオススメです。お米本来の味が感じられ冷めても美味しくいただけます。反面、チャーハンやカレーライスには不向きです。
オマケでお送りいただいた5穀米も美味しいです。
・引用:単転がしさん/Amazon

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第2位 ゆめぴりか

北海道の銘柄「ゆめぴりか」も、冷めても美味しいお米として評判です。

アミロース含有量の低いお米で、粘り気が強くて柔らかくもっちりとしています。

甘みが強くて濃い味わいのため、シンプルな塩おにぎりなど、ご飯だけで食べると美味しさをより実感できるでしょう。

ANA(全日空)がファーストクラス用の機内食に採用したこともあり、最高峰の銘柄として知られています。

今回、初めて試食してみたが、期待通りの食感だった。
北海道の食材は全般的に美味だが、その理由を考えると、
昼夜の温度差にあると思う。日中は暖かく、夜に冷える
ことで独特の旨味が生成される。良い物に出会えた。
・引用:タチバナノハヤナリさん/Amazon

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第1位 ミルキークイーン

「ミルキークイーン」は、"日本人好みの粘りのある米" をキャッチコピーとして開発された、新潟の銘柄です。

もち米に限りなく近い「粘り」と「食感」を実現しており、冷めてもほとんど風味が落ちません

ふんわり炊き上がったお米は、一粒一粒がもちもちした食感をしっかりと備えており、冷めても美味しく食べられます。

お弁当やおにぎり用など、冷めても美味しいお米を探している、すべての人におすすめできる商品ですよ。

初めて試してみましたが、お米がつやつやもちもち!
お弁当に入れて、冷めてもおいしかったです。
・引用:ゆうママさん/Amazon

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冷まし方のポイント!急激に冷まさないことが重要

最後に、冷まし方についても意識しましょう。

いくら「冷めても美味しい」と評判のお米であっても、適当な取り扱いをしてしまえば台無しです。

お米を冷ますときに大切なのは「急激に温度を下げないこと」。急激な温度変化は、お米の風味を著しく劣化させてしまいます。

冷蔵庫で冷ます、などはもってのほかです。早めに炊くなど工夫して、自然に冷めるのを待つとより美味しく召し上がれますよ。

冷めても美味しいお米が食べたいならアミロースにこだわろう

冷めても美味しいお米を食べるには「もちもち」した食感の銘柄を選びましょう。一般的にアミロースが少ないものほど、お米はもちもちしています。

そのほか「ミルキークイーン」や「ゆめぴりか」のような、冷めても美味しいと定評のある銘柄を選ぶのもおすすめですよ。