おいしくご飯を食べられるとして、お米好きのなかで「おひつ」への関心が高まりつつあります。ですがあまり有名な道具ではないため、一体おひつの何が良いのか、全く知らないという人も少なくありません。今回はおひつのなかでも利便性の良い「保温機能付きおひつ」について、特徴や選び方を解説します。おすすめ商品にも目を通してみてくださいね。
「保温機能付きおひつ」とは?特徴を解説
おひつはご飯を保存するためのもの
「炊き上げたご飯を、おいしさを保ったまま保存する道具」がおひつです。かつて炊飯器が登場する前、かまどを使ってご飯を炊く時代に重宝されていました。
単にご飯を入れておく容器だと考えられがちですが、実は「ご飯の水分量をコントロール」する役割があり、炊きたて以外でおいしいご飯を食べるには必須といっても過言ではありません。
ここ数年のお米ブームに伴い、再評価されているグッズです。
保温性に優れているのが「保温機能付きおひつ」
おひつのなかでも「保温性」に重きを置いているのが、「保温機能付きおひつ」です。
本来のおひつは「段々と冷めてもおいしさを保つ」役割を果たしていましたが、技術の進歩により「温かいままおいしく保つ」商品も増えてきました。
なかには2時間ほどホカホカの状態で保てるものもあり、家族での夕食などゆっくりとした団欒に最適ですね。
炊飯器よりパサパサになりにくい
現代では、炊飯器にも保温モードがありご飯を温かいまま長時間保存できます。
しかし、炊飯器はあくまでもお米を炊くための機械ですから、一部の高級品を除いて水分量の調節が上手ではなく、パサパサあるいはベトベトになりがちです。
一方、おひつは炊いたご飯を保存するための道具であり、おいしさを保つための様々な創意工夫が行われています。炊飯器に放置したご飯とは、段違いのおいしさですよ。
保温機能付きおひつの選び方!2つのポイント
保存したい容量のものを
おひつ選びでは、保温したい量にあったサイズを選択しましょう。おひつはご飯をおいしく保存できる道具ですが、やはり炊きたてで食べるに越したことはありません。
なるべく1回の食事で食べきれる程度のサイズを選ぶと良いでしょう。
持ちやすさ・しゃもじ付きなど利便性にも注目
おひつ自体の持ちやすさや、しゃもじの付属の有無など使い勝手の良さも意識したいものですね。
たとえば取っ手がついている商品であれば、食卓への持ち運びも楽々で利便性は抜群ですよ。
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第7位【スケーター】真空 おひつ 3合用 ポンプ付 米保存容器 日本製 BOH3
『スケーター』が販売する「真空おひつ」です。付属のポンプで空気を抜き「真空状態」を作ることで、ご飯の温かさを保てます。ポンプといっても小型のものですから、それほど手間はかかりません。
保存できる容量は3合分で、電子レンジでの再加熱に対応しています。
簡単に保管できるところと、食べたい時に真空を解放してレンジで温めるだけなので、とても簡単。
・引用:菅原和明さん/Amazon
第6位【台和(Daiwa)】プラスチック保温食缶 ごはん用大 DF-R1
こちらは保温機能に優れたご飯用の「食缶」です。食缶と名づけられていますが、実質的におひつの役割を果たします。
2.5升(25合)と非常に大容量ですから、大家族や親戚の集まりなどで使うのに向いていますね。
保温力はばっちり。大変重宝しています。食缶を事前に温めて置くと、より保温できます。
・引用:ねりたくさん/Amazon
第5位【i-WANO】おひつ 2合 日本製 陶器
萬古焼により作られた陶器のおひつです。陶器のため保温機能に優れているほか、「調湿作用」にも強みを持ちます。
調湿作用とは、おひつ内の湿度を適正な状態に維持する機能です。水分が多すぎれば外へ排出し、少なければ逆に取り込みます。結果として、常にパサパサ・ベトベトしていない最適な水分量のご飯が味わえますよ。
保温が終わり冷めたあとのおいしさにも定評があるおひつですが、電子レンジ・オーブン・直火による再加熱にも対応しています。
見た目の高級感も合わさって、クオリティの高い一品です。
木製品とはまた違った魅力があります。
冷やご飯でも美味キープしてくれますが、温めるのに電子レンジにかけられるのが嬉しいし、洗うのも楽です。
わっぱおひつと迷ってお手入れのことを考えてこちらの商品にしました。
若干重たいので落とさないようにさえすれば、ご飯がベタベタならずに保存できると思います。
・引用:ELLIEさん/Amazon
第4位【千陶千賀陶器】伊賀焼おひつ 黒柿釉
こちらも陶器のおひつで、伊賀焼により作られています。壷のような見た目がとてもユニークですね。
5位の商品と同様に、保温性・調湿作用に優れていてご飯をおいしく保存可能です。そのほか、このまま冷蔵庫に入れることもでき、保温が終わったあともしっかり保存できますよ。
使っていたものを割ってしまったので、まったく同じものを再度購入しました。今度の品物もバッチリです。晩ごはん後に残ったご飯をこのおひつに入れておくと翌朝以降も美味しく食べれます。冷たいまま食べても良いですし、レンジで温めたら水分がちょうど良い状態で美味しく食べれます。不思議ですが本当に美味しいご飯になります。
・引用:hidesunさん/Amazon
第3位【THERMOS】高性能保温おひつシャトルジャー
『THERMOS』から販売されている「高性能保温」が売りのおひつです。赤と黒のグラデーションが素敵ですが、カラーバリエーションが豊富なため、自分好みのものが見つかるでしょう。
素材にはステンレスが採用されていて、2時間ものあいだ、75度を保てる強力な保温性能を誇ります。また、内面にフッ素が塗布してあり、お米が張りつかないように考えられていますよ。
唯一の欠点は、1万円以上と高額なことでしょうか。「高くても、品質の良いおひつが欲しい」という人は、ぜひ検討してみてください。
年老いたチチニプレゼントしました
父は 独り暮らしで 炊いた後 少しずつラップに包んでレンジ温めの毎日でした
レンジしなくて 楽に美味しく食べられると喜んでいました
・引用:Amazon カスタマーさん/Amazon
第2位【熱研】おひつ ナチュラル 直径275x高さ175mm NS-24E
電気を使って保温できる、とてもユニークなおひつです。加熱部分以外の本体には「さわら」が使われていて、本格的な「木のおひつ」を楽しめます。
保温温度は36度~42度、保温対応時間は60分間で、電気を使うわりには物足りないかもしれません。ですが、木のおひつからご飯をよそう雰囲気の良さは、家族の団欒に貢献すること間違いなしですね。
価格が3万円越えと高価なのが一番の欠点です。しかし、「保温できる木のおひつ」に興味がある人にはピッタリですよ。
第1位【タイガー魔法瓶】保温びつ こげちゃ JFO-A070-TR
第1位は『タイガー魔法瓶』が販売するおひつです。「魔法瓶」の仕組みを利用し、内部に断熱材が使用されています。保温は70度で2時間可能で、食事中ずっと温かいまま食べられますよ。
また、取っ手がついているので持ち運びもとても簡単です。そのほか、専用のしゃもじもついていて、すぐに使えるよう工夫されているなど配慮が行き届いています。
最大の魅力は、これだけの品質を誇りながら3千円程度と安価に販売されていることです。「保温機能付きおひつを試してみたい」というすべての人におすすめします。
とてもいい保温状態でご飯が美味しいです。
圧力鍋で炊いて入れています。
食べ残しは冷蔵庫に入れて、保温びつは洗わないといけませんが・・・
旅館気分を味わえます。
・引用:Amazon カスタマーさん/Amazon
保温機能付きおひつで長く食事を楽しもう
保温機能付きおひつを活用すれば、ご飯が冷めることを気にせずゆったりと食事を楽しめます。ひとりでゆっくりと食べるのも良いですし、家族で会話を楽しむのにも最適です。
容量や利便性に注目して、探してみてくださいね。